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中国語の巻き舌音(zh・ch・sh・r)の発音コツ|舌の位置と口の形を発音専門のオンラインスクールが徹底解説

8月22日
読了時間: 7分

更新日:8月24日

zh・ch・sh・rの発音が、

どうしても『ジ』『チ』『シ』に聞こえてしまう。これは、

中国語学習者の多くがぶつかる壁です。

この4つの音は「巻き舌音(そり舌音)」と呼ばれ、

日本語には存在しない音の作り方をします。


感覚だけで真似しようとすると、

いつまでも通じる発音になりません。

この記事では、巻き舌音の舌の位置と口の形を、

日本人がつまずくポイントとあわせて解説します。


今日から使える練習法も紹介するので、

ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事は、龍9中国語サロンが中国語発音の指導経験をもとに作成しています。

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1. 巻き舌音(そり舌音)とは?|zh・ch・sh・rの正体

巻き舌音とは、

舌の先を上あごの奥に向かって巻き上げて出す、

zh・ch・sh・rの4つの子音のことです。

正式には「そり舌音」と呼ばれます。


舌がそり返るような形になることから、

この名前がついています。

日本語の音には、舌をここまで巻き上げる発音がありません。

そのため多くの日本人学習者が、この音を「ジ」「チ」「シ」


で代用してしまいます。

しかし中国語では、

巻き舌のあるなしで意味が変わる単語が数多く存在します。

曖昧なまま発音を続けると、

聞き手に誤解を与える原因になります。


コツ:巻き舌音は「日本語にない、まったく新しい音」だと最初に割り切ることが上達の第一歩です。

2. zh・ch・sh・r それぞれの舌の使い方

4つの音は、舌の位置はほぼ同じで、

息の出し方と声の有無だけが違います。

まずは共通の舌の形から確認しましょう。

舌先を上あごの、

前歯の少し奥にあるでこぼこした部分(歯茎の

裏側)に向けて、

軽く巻き上げます。このとき、

舌先はどこにも触れさせないのがポイントです。


発音

舌の位置

息・声の出し方

日本人が崩れやすい点

zh

舌先を歯茎の裏に巻き上げる

息を抑えて濁らない音を出す

「ジ」になり舌が巻けていない

ch

zhと同じ舌の位置

息を強く出す

息が弱く「チ」寄りになる

sh

zhと同じ舌の位置

舌先を触れさせず摩擦音を出す

舌が下がり「シ」になる

r

zhと同じ舌の位置

声を震わせながら摩擦音を出す

舌が反らず「リ」に近くなる

表からも分かる通り、4つの音の違いは舌の位置ではなく、

息の強さと声の使い方にあります。舌の形さえ固定できれば、

あとは息のコントロールの問題です。

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3. 巻き舌音とz・c・sの違い|混同しやすいポイント

巻き舌音を学ぶときに、必ずといっていいほどぶつかるのが、

z・c・sとの混同です。

z・c・sは、

舌を巻かずに前歯の裏側に軽く当てて出す音です。


一方でzh・ch・shは、舌先をどこにも触れさせずに、

上あごの奥へ巻き上げて出します。

この2つのグループは、ローマ字表記こそ似ていますが、

口の中でまったく違う動きをしています。


日本語話者にとっては、どちらも似た「ジ」「チ」「シ」

に聞こえてしまうため、意識的に区別する必要があります。

練習のコツは、

2つのグループを交互に発音してみることです。


「zi・zhi」「ci・chi」「si・shi」

と繰り返すと、

舌の位置が変わる感覚をつかみやすくなります。

コツ:z・c・sは「舌を丸めない」、zh・ch・sh・rは「舌を丸めて浮かせる」。この対比を体で覚えましょう。

4. 日本人が巻き舌音でやりがちな間違い|原因と対策

ここでは、

日本人学習者に特によく見られる間違いを整理しました。

自分に当てはまるものがないか、

確認しながら読んでみてください。


よくある間違い

原因

対策

zhをジ、chをチと発音する

舌が上あごに触れておらず巻けていない

舌先をどこにも触れさせず浮かせる感覚をつかむ

rがリやジュに聞こえる

舌の巻き上げが浅く声が弱い

舌を巻いたまま喉から声を震わせる練習をする

単語の途中で舌が戻ってしまう

巻いた舌の形を維持できていない

母音まで巻きを保ったまま発音する練習をする

息の強さでch・zhを区別できない

有気音・無気音の感覚が身についていない

手のひらを口の前に当て息の量を確認する

これらの間違いは、練習不足というよりも、

口の中の動きが正しくイメージできていないことが原因です。

鏡や録音を使い、

客観的に自分の発音を確認することが改善の近道になります。


コツ:間違いを一気に直そうとせず、まずは1つの音に絞って重点的に練習しましょう。

5. 巻き舌音を上達させる3つの練習法

巻き舌音は、理屈が分かっても、

すぐに正しい音が出せるとは限りません。ここでは、

日々の練習に取り入れやすい3つの方法を紹介します。

練習法1:舌の位置だけを確認する「無声練習」

声を出さずに、

舌先を上あごの奥に巻き上げる動きだけを繰り返します。

息の強さや声を気にせず、

舌の形を固定する感覚をつかむことに集中しましょう。


練習法2:z・c・sとの対比練習

「zi‐zhi」「ci‐chi」「si‐shi」

のように、巻き舌なしの音とセットで交互に発音します。

舌が動く感覚の違いを、耳と口の両方で覚えていきます。

練習法3:録音して客観的にチェックする

自分の発音を録音し、お手本の音声と聞き比べます。

発音している最中の感覚と、実際に録音された音には、

多くの場合ギャップがあります。

コツ:3つの練習は、1日5分でも継続することが重要です。まとめて長時間やるより、毎日少しずつの方が舌の感覚は定着します。

まとめ:巻き舌音は「舌の形」を体に覚えさせる音

zh・ch・sh・rの巻き舌音は、日本語にはない、

まったく新しい舌の使い方を必要とする音です。

舌先をどこにも触れさせず、

上あごの奥へ巻き上げる感覚を体で覚えること

が上達の鍵になります。


一方で、自分の舌が正しく巻けているかどうかは、

鏡や録音だけでは判断が難しい部分でもあります。

特にzh・ch・shとz・c・sの区別は、

独学でクセがついてしまうと、

後から直すのに時間がかかります。


もし今、巻き舌音の発音に自信が持てないなら、

早い段階でプロに舌の動きをチェックしてもらうことが、

遠回りを防ぐ近道です。

よくある質問(FAQ)

巻き舌音はなぜ日本語話者には難しいのですか?

日本語には、

舌先を上あごの奥に巻き上げて発音する音が

もともと存在しないためです。

口の動かし方自体を新しく覚える必要があるため、

他の音より難しく感じられます。


巻き舌ができなくても中国語は通じますか?

簡単な単語であれば伝わることもありますが、

巻き舌の有無で意味が変わる単語が多いため、

正確なコミュニケーションには巻き舌音の

習得が欠かせません。


ビジネスシーンでは特に誤解の原因に

なりやすいので注意が必要です。

zhとzの違いがよく分かりません。どう区別すればいいですか?

zは舌を巻かずに前歯の裏に当てる音、

zhは舌をどこにも触れさせず上あごの奥に

巻き上げる音です。

「zi・zhi」のように対にして交互に発音する練習が、

違いをつかむ近道になります。


巻き舌音の練習にはどのくらいの期間が必要ですか?

個人差はありますが、

正しい舌の位置を意識した練習を毎日続ければ、

数週間程度で音の形自体はつかめることが多いです。

ただし単語や文章の中で安定して発音できるようになるには、

継続的なフィードバックが必要です。


独学で巻き舌音を直すことはできますか?

録音や鏡を使った自己チェックはある程度有効ですが、

舌の位置のズレは自分では気づきにくいと

いう特徴があります。

学習初期の段階で専門家に一度チェックしてもらうと、

誤ったクセがつくのを防げます。


 
 
 

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