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中国語の四声(声調)の覚え方完全ガイド|聞き分け・言い分けができない人向けの練習法とコツを徹底解説します

8月20日
読了時間: 6分

更新日:6 日前

「ma」という同じ発音でも、声調が

変わるだけで「母」にも「馬」にもなる——これが

中国語の四声です。

単語を覚えても、四声が不正確だと相手に


正しく伝わりません。

「何度練習しても四声が身につかない」

「第二声と第三声の違いがわからない」

という声は、学習者からとても多く聞かれます。


この記事では、四声がなぜ難しいのかと

いう原因から、日本人でも確実に身に

つく覚え方・毎日の練習法・よくある間違いの

パターンまで、順を追って解説します。

この記事は、龍9中国語サロンが中国語発音の

指導経験をもとに作成しています。

1. 四声とは何か|まず全体像を押さえる

中国語の四声とは、音の高さの変化(ピッチ)に

よって、意味を区別する4種類の声調のことです。

同じ「ma」でも、声調が変わるだけで意味が

変わります。まずは早見表で全体像をつかみましょう。

声調

記号例

ピッチの動き

例(漢字/意味)

第一声

高く平らに伸ばす

妈(母)

第二声

低→高へ一気に上げる

麻(麻)

第三声

低く抑えてから軽く上げる

马(馬)

第四声

高→低へ一気に落とす

骂(罵る)

コツ:声調記号の形は、そのままピッチの動きを表す「地図」です。記号を見た瞬間に手で高低のジェスチャーができるようになると、耳と口が一致してきます。

2. なぜ日本人は四声を覚えにくいのか

日本語にも高低アクセントはありますが、

単語の意味そのものを変えるほどの役割はありません。

そのため、四声という概念そのものに、

最初は「耳が慣れていない」状態になります。


さらに、次の3つの理由が四声の習得を難しくしています。

1つ目の理由

単語単体で覚えても、文の中では音がつなが

って変化してしまうことです。

2つ目の理由

第二声と第三声の聞き分けが、特に日本人に

とって難しいことです。

3つ目の理由

自分の発音が合っているかどうかを、自分の

耳だけでは判断しにくいことです。

コツ:「聞き取れない音は、自分でも発音できない」という前提を持つこと。聞き分けと言い分けは、常にセットで鍛える必要があります。

3. 四声の覚え方|4つの実践ステップ

ここからは、実際に四声を身につけるための

具体的なステップを紹介します。

ステップ1:声調をジェスチャーで体に覚えさせる

第一声は水平に手を伸ばし、第二声は

下から上へ手を振り上げます。

第三声は一度下げてから軽く上げ、第四声は

上から下へ勢いよく振り下ろします。


耳だけでなく体の動きと結びつけることで、

記憶に残りやすくなります。

ステップ2:最初は「一字ずつ」ではなく「2文字の組み合わせ」で練習する

単語は多くの場合2文字で構成されており、

声調の組み合わせパターンは限られています。

1文字ずつ覚えるより、よく使う2文字の

組み合わせごと覚える方が効率的です。


例えば「中国(zhōng guó)」

は第一声+第二声、「谢谢(xiè xie)」

は第四声+軽声、という形です。

ステップ3:最小ペアで「聞き分け」を鍛える

「买(mǎi・買う)」と「卖(mài・売る)」

のように、声調だけが違う単語のペアを最小ペアと呼びます。

この最小ペアを繰り返し聞き比べることで、

耳が声調の違いに敏感になっていきます。

ステップ4:録音して自分の声調を客観視する

自分の発音を録音し、お手本の音声と聞き比べてみましょう。

多くの学習者は、自分では正しく発音しているつも

りでも、実際には声調の高低差が不十分なことに気づきます。

コツ:練習は「単語カードを見る」だけで終わらせず、必ず声に出し、録音して聞き返すところまでをワンセットにしましょう。

4. 四声練習でよくある間違いとその対策

四声の練習でつまずきやすいポイントには、

共通するパターンがあります。

以下の早見表で、原因と対策を確認しておきましょう。

よくある間違い

原因

対策

第二声と第三声を混同する

ピッチの上げ下げの幅が不十分

大げさなくらい高低差をつけて練習する

文中で声調が崩れる

単語単体でしか練習していない

フレーズ・短文単位で声調を練習する

自分の間違いに気づけない

客観的なフィードバックがない

録音・ネイティブによるチェックを取り入れる

練習が続かない

成果が見えにくく挫折しやすい

毎日3分など、短時間の習慣として続ける

コツ:間違いのパターンは、実は限られています。自分がどのパターンに当てはまるかを知るだけでも、練習の質は大きく変わります。

5. 独学の限界とプロのフィードバックの価値

ここまでの練習法は、独学でも実践可能です。

しかし、四声には「自分では正しく発音しているつも

りでも、実際には違っている」という落とし穴があります。

これは、耳の基準そのものがまだ完成していないために


起こります。

そのため、学習の初期段階で

ネイティブや専門家からフィードバックを

受けることが、遠回りを避ける近道になります。


独学で数ヶ月クセがついてから矯正するより、

最初から正しい四声を身につける方が、

結果的に習得は早くなります。

まとめ:四声は才能ではなく「正しい練習の積み重ね」で身につく

四声が難しく感じられるのは、日本語に

ない音の仕組みを扱っているからであり、

才能の問題ではありません。

ジェスチャーで体に覚えさせる、2文字単位で


練習する、最小ペアで聞き分ける、録音して客観視する。

この4つのステップを、毎日少しずつ積み重ねること

で、四声は確実に身についていきます。

とはいえ、自分の耳と発音を客観的に


チェックすることには限界があります。

もし今、四声の聞き分け・言い分けに伸び悩みを

感じているなら、プロの耳でチェックしても

らう体験レッスンから始めてみませんか。

FAQ

第二声と第三声がどうしても聞き分けられません。どうすればいいですか?

第二声(低→高)と第三声(低く抑えてから軽く上げる)は、

日本人が最も混同しやすい組み合わせです。

まずは第三声を「低く抑える」部分だけを

強調して発音し、上げる部分は最小限に


する練習が効果的です。最小ペアの聞き比べも

合わせて行いましょう。

四声はどれくらいの期間で身につきますか?

個人差はありますが、正しい練習法を毎日続ければ、

基本的な四声のパターンは数週間〜数ヶ月で

身につくケースが多いです。ただし独学で

誤ったクセがついている場合は、矯正に時間が


かかることもあります。

単語ごとに四声を暗記する必要がありますか?

基本的には単語ごとに声調がセットで

決まっているため、単語と一緒に覚える必要が

あります。ただし、よく使う2文字の

組み合わせパターンを先に押さえておくと、


新しい単語を覚える際の負担が大きく減ります。

声調記号(ā á ǎ à)が読めません。覚えるコツはありますか?

声調記号の形は、そのままピッチの動きを

表しています。横棒は水平、右上がりの記号は

上昇、く字型は下げてから上げる、右下が


りの記号は下降というように、記号の形と

動きを一致させて覚えると定着しやすくなります。

オンラインレッスンでも四声のチェックはできますか?

可能です。音声のやり取りが中心となる四声の

指導は、画面越しでも十分に対応でき、

録音を使ったフィードバックと組み合わせること

で、対面と遜色ない指導を受けられます。

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